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ヘルスケア

Vol.1患者との… Vol.2 最近ひざが… Vol.3春がつらいnew

 Vol.1 薬剤師さんの
  ヘルスラボ
 患者とのコミュニケーションの大切さ
  少子高齢化の進展に伴う医療費の膨張、併せて経済の長期低迷により国の保険医療財政が苦しくなる中、患者の自己負担の引き上げも相俟って、患者の薬代に対する意識も、変化してきています。
 先日、薬局による不透明な料金の算定問題の記事を目にしました。
 ある薬局が、飲み方が違う複数の種類の薬を1回の服用分ごとに袋にまとめる、いわゆる「一包化」を、医師の指示・許可なしで行い、それを調剤報酬として受け取っていることが分かったというものです。

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 その患者(68才、脳梗塞)は、総合病院に毎月通院している。院外処方となった3年ほど前から、自宅近くの調剤薬局を利用し始めた。薬局は朝、昼、夜の服用分ごとにまとめて、男性に渡していた。こうした薬の「一包化」について、男性は薬局側のサービスだと思っていたが、最近になって担当医から「調剤報酬に算定されお金がかかる。薬局の独断ではできず、医師の指示・許可が必要」と教えられた。複数の薬を服用して副作用が出た場合、一包化のままでは医師が特定の薬の使用中止を患者に指示するのが難しいなどの問題点があるため、厚生労働省の通達で医師の指導などを義務付けている。患者は「薬局が勝手に行っていたことに不信感を持った。別料金がかかることを事前に説明するぐらいのことは必要ではないか。領収書には明細も書かれていないし、サービスなのか有料なのか点検しようがない」と話している。
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 この記事には、薬局のあり方を考えさせられました。そして、こういうトラブルがどの薬局でも起こりうることも。

  薬局薬剤師は患者に対して、服薬の指導説明以外に、調剤報酬についての説明責任があり、その意識の欠如によって起きたものと思います。
 一般の方にわかりやすく説明することは大変難しい。そのためには、薬剤師自身の普段からの努力、そして、患者とのコミュニケーションも、大変重要になってくるのではないでしょうか。

 医療サイドと患者サイドの隔たりは、まだまだ大きいと感じます。
 医療サイドは、医薬分業で医者、薬剤師、それぞれの職能を分離し、患者に対し、より安全で確実な薬の情報を提供することを目指していますが、患者サイドはどうでしょう。二度手間(医療機関、調剤薬局の2ヶ所で受付等)、医療費の割高感を訴え、その目指す姿とは、かなりかけ離れているように感じます。
 医薬分業が国民にとって本当に良いものにするには、病院と薬局の連携はもちろん、薬局業務の質(ハード面、ソフト面、両面の整備)の向上が欠かせません。

 今まで、調剤薬局は行政主導による医薬分業推進という時代の大きな流れに乗って、増加してきました。実際に薬局数は日本薬剤師会が掲げているグランドデザインの目標値を大きく上回り、飽和状態になりつつある地域もあります。
 もう患者に選ばれる時代がすぐそこに来ています。
 患者に対し、薬局を選択する際の目安となる客観的な情報を提供することは、私たちの使命であり、今後の課題です。

 医療制度改革などにより、薬局薬剤師の役割も調剤業務以外に在宅、介護等、多岐にわたる活躍が求められるようになり、同時に責任も重くなってきています。
 もう一度薬局機能、薬局薬剤師の役割について考える時期にきているのではないでしょうか。(薬剤師:青木)
 
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